講座詳細
初めて文書事務に触れる方も、文書主義の原則がマスターできる入門講座
地方自治体における文書事務入門
行政の仕事は、「文書に始まり、文書に終わる」といわれ、地方分権の時代において、自治体が説明責任を果たしていくためには、文書の意義と役割を理解しておく必要があります。
また、行政事務のデジタル化が急速に進められている近年においては、文書事務に対する理解がますます重要になってきていることから、この講座では、文書の意義・種類などの総論、文書の受領から廃棄までの過程等、文書事務の基本的事項を分かりやすく講義していきます。
標準学習時間
105分(テスト含む)
受講期間
2か月
受講料
1ユーザー 5,500円(税込)
受講対象者
・全職員
プログラム
第1章 オリエンテーション
第2章 総論
文書主義/「文書」たる必要不可欠要件(明治43年大審院判例)/文書の特性/文書事務の重要性/公文書等の管理に関する法律(平成21年法律第66号)
第3章 公文書の種類と文書事務
公文書の種類/文書事務とは/文書事務の管理体制(分散的集中管理方式)/文書取扱いの原則
第4章 受領・収受・配布
受領~受理/到達主義の原則/到達主義の原則/文書の配布
第5章 処理
文書の処理/起案/回議及び合議
第6章 施行
文書の施行/公示送達
第7章 保管・保存、廃棄
保管/保管と保存/廃棄
担当講師
株式会社ぎょうせい 法令例規事業部法制ソフト課
岩井 優多(いわい ゆうた)
平成25年4月株式会社ぎょうせい入社。法令トピックスの執筆、法令改廃情報提供業務、法制執務相談業務のほか、全国の自治体において、法制執務研修や文書事務研修の講師を担当。わかりやすい講義でリピーター多数。